競争原理…柵を作らない

  • 2006/07/15(土) 18:01:36

「アメリカはグランドキャニオンに柵を作らない

小沢一郎の国家像として、しばし引用される言葉だ。
そして、この言葉によって、小泉改革路線と同列に扱われる。
何故、そのようなレッテル貼りが平然と繰り返されるのだろうか…?

彼は、
「スクランブル交差点のど真ん中のマンホールのフタを外したままにしろ」
と言っているのではない。
小泉改革路線をあえて表するのなら、そのようなものであろうのに。


リストラを押し進め、非正規雇用への置き換えを進めた。
それは、グランドキャニオンのような市街から離れた広野の観光地に
例えられるようなものではない。
通学路に市街地に併設された用水路が蓋もされずに放置されている
ようなものだ。
落ちた者は自業自得。国や自治体が責任を負うべきものではない…と
宣言しているようなもの。

労働基準法のイロハも知らない末端の工員を、「派遣」の荒波に
叩き落した。弁護士何人も雇えるような大企業と、義務教育も
おぼつかないか弱い個人との間で対等な交渉など出来ようはずもない。
大多数の場面では。


柵のないグランドキャニオン…それに対応されるべきものは、
あえて試練に向かうベンチャー企業や、新規事業開拓が求められる
拡大路線を改めない大企業の責任者らが負うべきリスクであろう。

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