賑わい始めるミルグラム効果

  • 2010/09/17(金) 19:47:41


最近よく見るようになってきたミルグラム効果という形容。

スタンリー・ミルグラムがそれを発表したのが1963年だそうだから、
何を今さらな感が。



何故、今まで眠っていたのだろうのか?
日本にはその考えが輸入されなかったのだろうか?
日本は遅れていたのだろうか?


そうではないと思う。



それを先に手に入れた支配者層が利用したのが、
ミルグラム効果の逆の効用
だったのだろう。

つまり、
どの様にすれば、社員を迷い無く従順に働かせることができるか。
迷いを懐かせないようにできるか。…最大限に利用してきたのだろう。



なればこそ、
そう利用してきたからこその、今のこの社蓄の量産された現状。
リストラの蔓延。差別的な下請けイジメの連鎖。

ミルグラム効果の残酷さは、それが不都合な支配者層によって、
意識的にネグられてきたのではないだろうか…?




それが、今になってようやく、
平民の目に届くところにまで降りてきた。それが今、
ということなのだろう。


民主主義とはバカに責任を被せる政治システム

  • 2010/09/16(木) 19:41:37

例えば、もし潰したい意見があれば、
その主張している者の中からバカを一人、祭り上げればよい。


そいつはバカだから放っておいても、勝手に失言か失態を演じる。
後は、そのバカさと共に、その主張やイデオロギーを抱き合わせて
共に社会的に抹殺すれば終了。


大衆はその政治ショー(と言っても対象は政治家だけではない)を見て、
自らの行動を改める。空気を読み、人の振り見て…、ああはなるまい。


そして、その生贄候補を炙り出すための「表現の自由」





為政者が悪政を強行する時も同じ。実質的な首謀者は影に隠れ、
旗振りをするピエロを一人立てておけば安泰。
愚鈍な大衆が、施行に遅れて、悪政の実態に気付いた時には、
そのとき旗振りをしていたピエロを悪の権化と扱き下ろせば、
実質その悪政の恩恵に最大限預かっていた者が標的にされる
ことはまずない。



これは、ネズミ講のような詐欺が繰り返されるのと似ている。


詐欺の主体は当然逮捕される
が、その下では、騙された者の中にも、
比較的早く参入した者は、確実にその恩恵に預かっているものだ。
ピラミッドの中腹で、被害者と加害者の線引きは、非常に難しい。

それを逆手に取れば、被害者の立場を取りながら、常に利得者でも
あり続ける存在
も居るはずだ。そのようなグレーの立場にある者を
淘汰することができないからこそ、ネズミ講のような詐欺は、
その頭を変えて、何度も繰り返されることになる。


民主主義国家の行く末も、そのような立場にある者によって、
方向付けられてゆくのでしょう。

行為と結果のプラス作用マイナス作用

  • 2010/09/15(水) 19:12:22

例えば、

どんなに違法は労働被害に遭っていても、

その被害を訴える者が、バカっぽかったら、

世間からは「自業自得」「だから出世できんのだ」
で終わる(ただし、美男美女は除く)。




違法な労働環境の是正を訴えて効果があるのは、

その境遇にありながらも、法律の知識があるような特異な事例か、

気まぐれで自分とは関係のない境遇にある者に同情的になれる者の存在が現れるか。


その二例を、待たなければならない。


後者の場合、エリート家族のバカ息子という事例によって
少しは生じる可能性が高い。





「自分が捨て石になっても」などと、殊勝な心持ちで
窮状を訴えたって、待遇改善なんて起きないどころか、
むしろ逆効果である。

「ああ、ああいう空気の読めないバカにはお似合いだ」

「もっと酷くても、いいんじゃね?」


結果、差別待遇の拡大に、自ら力を貸すことになる。

ともすれば、違法なことが、違法でなくなるかも知れない。

世間が「(雇用主の足枷を外す)規制緩和」を、
支持する根拠ともなってしまうから。


マスメディアを使って「クレーマーウゼー」だとか、
ヘイトスピーチを増長させることができれば、
大衆の声を反映したと称して庶民規制の口実を得ることも
できる。脊椎反射な正論の合唱は、それを与えてしまう。





そして、

あらゆる発言がポジション・トークであるに違いない

信じているに等しい反応をする者も多い。

「この○○に反対する奴は、××に違いない」

等々。



この二つを組み合わせることで、
対象をパラドックスに追い込むことも可能。