犯罪動機執着報道

  • 2009/05/26(火) 12:21:21

社会にとって、それを脅かす者とは、そもそも
意図が無ければ害が無い
と思っているのだろう。


しかし、実際の所、
意図が無い方が、実害は大きい。



例えば差別。

その差別行動に差別意識があるならば、
一定程度の罪悪感を同時に伴っているであろから、
その抑制のための理屈を構築することも易い。



しかし、その意図…自覚がなければ、
相手に対して差別行動を取っている意識も記憶も無い
が故に、その事実を指摘されても自分の事だとは
夢にも思わない。不当な言いがかりを付けられている
としか受け取れない。自覚が無いから抑制も効かない。


そんなつもりじゃない。全く思っていない。


その主張がどんなに正しくとも。心底から訴えている
のであっても、そうであるが故に、そうであるほど、
当の実害のある差別行動が改まることは無い。

周囲は不愉快な感情を受け続けなければならない。



もちろんこのようなことは、差別においてのみ起きている
ことではない。イジメ、多くの詐欺事犯や 交通事故原因行為
なども、切欠はたいてい そのようなものであろう。

勉強習慣習得手順

  • 2009/05/25(月) 18:11:04

宿題のできない子どもに、習慣を身につける方法


まず30分なら30分、一時間なら一時間。
内容関係無しに、拘束時間を決めてしまう。
何があっても出さない。

気の紛れるような誘惑は一切ない退屈な空間に、
時間が来るまで拘束する。

どんなに泣いても暴れても、無駄だと観念させてしまう。


子どものその退屈に耐えきれない叫びのはけ口として、
単純な作業を与える。簡単でも成果が見えるモノがいい。

慣れてくれば、それにも退屈するだろうから、その都度、
難易度を上げて行く。そこで初めて、おだてや叱咤、
自尊心とプライドを擽り脅かして揺さぶりをかけて導く。

課題レベルが追いつけば、宿題などをさせるのもいい。



拘束されることが、当人にとって当たり前になっている
状態になって初めて、課題を早くクリアしたら、終了時間を
短くすることを提案する。その時点であれば、それが
ご褒美として機能するようになっているはずだ。

もちろん裏の意味として、クリアしなければ終わりはない
ことも同時に意味するのだが、それは伏せておく。自分に
とって、都合の良い提案だと揺るぎなく思い込むまでは、
時間オーバーするような課題を与えてはならない。


そうなってしまえば、宿題程度ならば、初めて、終わるまでの
間に、退屈だと思う瞬間などすらよぎることがなくなる。
そうなれば、時間的拘束のような外的圧力など必要なく、
特に勉強に対して退屈・苦痛だと考えることもなく、
終わらせて次ぎを考える登下校のような通過的障碍に
すぎなくなっているだろう。


でもそこで、何時までも一定時間の拘束だけを厳格に行って
いては、退屈な時間をただ耐えるだけの忍耐力が養われてしまう。

それは一種の仮眠状態。脳を体を休ませて次の遊びに備える
だけの時間となってしまう。どうせ、時間が経てば解放される
のだ…と。

これを続ければ続けるほど、勉強は退屈なものだとの確信は
深まるばかりだし、与えられた課題や自らに降りかかる災難を
自らを成長させて達成・克服する覚悟すら失われてゆく。
不況にはただひたすら耐える。耐えれば夜明けが見える。
開けない夜はない。止まない雨はない。…と。

この段階の人間の存在を考えると、学級崩壊時代の今と、
形だけは整然と行われた四半世紀前の授業と、どちらが
マシなのか判らなくなってくる。



そして、
決められている平均的スケジュールにガッチリ添って、
完璧に授業を行っているのだから、落ちこぼれるヤツが出れば、
すべて、子ども自身がバカか怠慢なのだ…と決めつける教育は、
教師としては楽だろうが、賢い教師ではない。


一部のエリートと引き替えに大量の指示待ち人間を産み出した
半世紀前からの教育によって構成された今の社会と、学級崩壊状態で
あっても、自分の行為の結果として未来が変わると感じる素直な感覚を
失われていない人間によって作られる社会。それらのどちらが良いのか。

もちろん、課題達成能力もあり、一般教養も備わっている人間が
一番良いことは大前提としてあることは揺るぎはしない。

その一挙両得を究極として目指すのではあるが、そこへ至る道として、
どちらの迂回ルートを優先すべきなのか。考えてみても良いのでは
ないか。

景気経済と貯蓄行動

  • 2009/05/24(日) 12:37:49

貯蓄を引き出さなければならない
減税論や優遇策ばかり花盛りであるが、

それをアテにした者は消費をし惜しむだけだし、
実際、資産家は節約家・合理家であるが故に富を蓄え得た者
なのだから、結局は必要なモノにしか消費はしない。つまり、
減税分だけ、優遇分だけ、貯蓄は温存されるのは間違いない。


もちろん、当然のこととして、短期的に上昇する傾向は見える。
それは前倒しや先送りの中で、しわ寄せするように一部に
波のコブができるだけだ。全体としてみれば、貯蓄傾向は、
増え続けるはずだ。

同時に、貯蓄することすらできない貧困層が増え続け、
そこで失われたモノが、一部の資産家に集まるという
構造によって。これは、特に何もしなくても、
埃が部屋の隅に貯まるのと同じように必然なことだ。





今ここですべきことは、金持ち増税しかない。


これは貧乏人の嫉妬のようなものとして言っているのではない。



増税をちらつかせれば、賢い彼らは、自らの資産を守るために、
単なる貯蓄ではない資産の保全を模索し始めるはずだ。その中には
起業の形を取るものも含まれ、そこに雇用の創造も期待できる。

その結果としてならば、金持ちがより豊かになったって構わない。
崇められたって構わない。

個々人として何もしないことが一番賢いような状況が続く限り、
状況の悪化は止まらないだろう。


いまのように、“人に使われることしか脳の無い”ような
状況の人間をいくら財政的に追い詰めたって、素晴らしい
知恵が沸いて出てくるようなことがあるはずないではないか。

彼らが思いつくのは、せいぜいオレオレ詐欺のように
一攫千金を目指しすような、初期投資の全く必要の無い
「事業」ばかりであろう。


民間に、貧困層に、どんなに知恵があっても、先立つものが
無ければ、大したことができるはずはない。しかし、
中小ベンチャーに向けた投資などがなされることはない。
しかし、聞かれるのは貸し剥がし、貸し渋りの話ばかりだ。
むしろそこから引きはがした資金を、「安泰そうな」大企業に
流し、大穴ではなく鉄板に張るばかり、鉄板で儲けるには、
大きく張るしかない。だからこそ、引きはがしは行われる。



それは、とくにカネを使って拡大再生産を行わなくても、
いやむしろ行わない方が「賢い」「堅実な」方法であるから
であろう。総じて見れば。

バブル崩壊までならば、夢のある者は、ドカタのような
辛いけれど実入りの良い仕事を朝昼忘れて働けば、ある程度の
元手を貯めることもできたであろう。しかし今は、その道も無い。
派遣会社が、まるで100円均一のように、窓口一元体制で席巻
されている。仕事内容に関係の無い賃金で経営として合理化され、
安易にリスク分散されている。

人をモノのように使う大企業側からしても、より頭を使わずに
一元管理のできる安易なシステムとして大歓迎なのだろう。今は。

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