断食を考える

  • 2009/02/27(金) 12:59:34

飢餓の時代に育った世代が、
飽食の時代に長生きできているのは、
消化機関が省エネに整備されている故に、
必要以上の働きができなくなっているから
…ではなかろうか。


昨今、「断食」が健康法として俄に注目され
ていたりするし、実際効果があるのだろう。
胃腸の消化活動もエネルギーを浪費する仕事、
活動である。

それは、排泄物の殆どが、消化し損ねた残り物
ではなく、剥がれ落ちた腸壁の残骸…細胞の遺体
であるということからも、その代謝の凄まじさを
伺わせる。

それを巧妙に休ませ、エネルギーを疲労回復へと
向かわせることが可能となるならば、その効果は
いかほどのものであろうか。


これに反して、幼少から飽食の時代を生きた
後塵の世代は、その身長の高さからも判るように、
消化機関が相当に非効率に出来上がっていること
であろう。

燃費の悪さから、僅かな空腹にも内燃機関に
支障を来す、故に、苦しい。すぐに食べる。

しかし、断食をしてみれば判るであろうが、
時代劇などでよくある描写…「私はもう
一週間何も食べていないのです…」といって
街を渡り歩く浪人の台詞が、空虚なものでは
ないことが判るであろう。

仙人はオーバーにしても、人は、動物種として
それなりの省エネ機構を持ちうる存在である。
しかし、誰もが今すぐ耐えれるものではない。
震災で生き埋めになった者らが数日で亡くなり
もする。



断食の健康効果が高いであろう、飽食の世代の
消化機関は、幼少時の成長期のエネルギー吸収で
その高身長を手に入れた。しかし、成長が止まり
その栄養過多に苦しんでいる。

もし、飢餓世代の消化機関が、幼少時のMAX
以上のエネルギー吸収の能力が無く、
摂取カロリーそのままでなく、多くを排泄
しえているのならば、
飽食時代世代の消化機関では、それを
幼少時のMAXほどに吸収してしまっている
のであるならば、

高齢者に合わせて同じように食べていることが、
どれほど危険か。…ということにもなろう。

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