「りくつをいわない」美徳って…

  • 2006/08/22(火) 22:10:16

愛に理屈は無い」だとか、
「好きに理由は?」「運命かな」だとか、

言葉にしない価値観が推奨される。

論理的にその理由を言語化できないのは未熟でしかない。
理由は探せば幾らでも見つけられるはず。


ただ、愛を言葉で説明してしまえば、その理由を
形質として上げてしまえば、その理由と齟齬を来せば…

例えば「綺麗だから」ならば「醜くなる」ことで、
「子どもが欲しい」ならば「不妊になる」ことで、
その愛も失われる。ということになる。

人と人を繋ぐのは、そんな利害だとかステータスばかり
ではないはずだ。それはそうだ



だが、
積み重ねた時間や共有した記憶。その自分に内面化した固有体験が、
相手無しに思い出せないそれらを、自分の一部である相手だ…と
心底感じるに至ることが、他の未知の「誰か」に比べる事のできない
最上の存在とすることもあるわけで…。

そこでは単純に理由として上げられるような固有の形質は無く、
それらの一部が変わっても他の大多数の同一性がその愛を連続させる。
結果的に全てが既定された形容詞と正反対のものへと入れ替わったとしても、
一部の変化の連続は、順々に新たなその人として塗り替えられてゆく。
その同一性は容易には消えない。

だから結果的に、「理屈で言え」てもかまわないわけだ。
バカな思考停止に陥るよりは、理屈を駆使できる方が良い。
原理主義的に字面に執着しさえしなければ…。

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