前世というものの効用と役割

  • 2007/12/31(月) 12:14:26

世に通用され当人も納得しているような
前世の姿ってのは何だろう。

思うにそれは、当人にとって…成長し、変化し、もはや忘れ
てしまった本人の以前の姿を、幼少期や青年期の姿を、
誇張して寓意して理解するためのキャラクター。
…ってところだろう。

本人の“自己同一性”によって、生きている個性にとって、
今とは異なる人格たるそれを、素直に自己とは認識できない
ものである。

その自己同一性を否定せずに以前と今との関係性を、
それらの連続性によって、今に残る諸問題を自覚的に
対処させるように促すための欠かせない方便である。


精神力が強ければ、魔力耐性が有れば、
多様な可能性を同時に思索できるならば、
自己の同一性を否定してみせる事実追求型で
問題に対策を講じることもできる。

しかし、
自らの自己同一性に疑いを微塵も持てない者にとっては、
自己同一性の崩壊の危機に瀕している成人状態にあるもの
に対しては、
その問題行動を改めさせるためには、前世という方便を
使う以外に何か方法があるだろうか?!


私にはその妙案は未だ見えていない。

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