人もマルチタスクは可能でしょう?

  • 2010/05/16(日) 12:32:39

人間に元々マルチタスクは無理…とか言った記事が
なんだか支持されていると言う。

そんなことないだろう。

例えば、
尿意を催してトイレに行かなくちゃと思うのも、
蚊が肌にとまったらそこを叩くのも
脳のマルチタスクの一つだ。

マルチタスクに対応していなければ、
年齢が幾つになっても漏らす…ということになってしまう。



それを敢えてそうは呼ばないのは、それらがほとんど、
無意識下や脊椎反射に組み込まれてて、意識的に行っている
行為に差し障るとは感じない程度のことだからだ。
(パソコンで比喩すれば、使用メモリーが極めて少ない)

様々なことが無意識下の自動処理に組み込まれることによって、
…言い換えると、前頭葉的な処理を必要としていたことを、
どんどん側頭葉に代価させ移し替えることによって…、
脳の
フリーメモリの空きを最大限に確保して目下の仕事を処理する
わけだ。

これをもっと一般的な言い方にすれば、「慣れる」だとか
「身につく」と言われていたものとなる。


その前頭葉的な部分“だけ”を問題にして、
「脳はマルチタスクに対応していない」なんて言って説明を
済ませていては、様々に熟練して身につけていたような
慣れや職人の勘のようなものを身につける機会を失って行く
のではなかろうか。


子育てだって、マルチタスクが欠かせない。

掃除をしているときだって、料理をしているときだって、
子どもが何か危険な行為をしないかには、常に、
注意を払っていなければならない。

マルチタスク無理…なんて言っちゃえば、
子どもがベランダから落ちても、
私…、一人暮らしで…、その時、料理してたから…、
とか言えば、落ち度はゼロだと思えてしまうだろう。


寝ている間だって、注意を怠らないことも、困難であれ、
絶対に無理なことではない。


料理だってマルチタスクだ。

湯を沸かしている間に野菜を切る。
しかし、湯が沸くタイミングは見逃さない。

となりで炒め物を作っている間も、
味噌汁が吹きこぼれないかをちゃんと確認している。



仕事中、上司が前触れ無く呼び出す度に、仕事が中断する。

そんなもの無い方が、効率的だ。


確かにそうだろう。自分の仕事だけを見ていれば。

しかし、部下の些末な仕事を後回しにしても優先しなければ
ならない事案があれば、呼び出すのが会社全体の効率を見れば、
その方が上だ。


もちろん、対局から見ても無駄な用事でいちいち部下を呼んでいれば、
会社全体で見ても効率を落としている。そんな管理者は無能と
誹られて当然であるが。

そして、家事中に子どもも同時に注意を払ってこなせるように、
上司の呼び出しに中断される事を心得た上で、目の前の仕事を
こなすことも可能だ。100%の脳のリソースを投入できないと
しても。


そして、切り替えの早さと、同時に注意を向けることへの慣れ
によって、尿意を催しても直ちにお漏らしせずに我慢できるように、
特に意識せず、尿道を圧迫してこらえていられるように、
夜寝ている間でも、おねしょをせずに居られるように、

上司の指示に備えることだって、本来できるはずなのだ。

きちんと意識して鍛錬していれば…。