政治家の進退…何に対する?

  • 2010/04/30(金) 12:36:29

「政治家の進退は当人の判断」

その言葉はその言葉のまま肯定できる。
本質的な言葉だとは思う
(だった…と言うべきか)。

しかし、その言葉は本来おそらく、

議員として議員の職責は、有権者から付託されたものであるのだから、他の議員にとやかく言われる筋合いのものではない。例え党の役職にあろうが、派閥の領袖であろうが、犯すべからぬものである…逆に言えば主権在民。

…という趣旨から派生したものであったろう。



しかし、今、通用している意味合いはそれが逆転していて、国会議員の地位に一旦就いてしまえば、どんな役職であっても、その者の自主判断が尊重される(上司以外は)となってしまっている。それはおかしい。あたかも単なる「矜持」の問題であるかのように扱われている。私に言わせれば、そんなものは道理に合わない。

行政の長として、大臣の首握り更迭を無し得るのは総理大臣に委ねられるというのは、判るとしても、党の幹事長だとか代表だとかは、党の責任として討議の末に決めればよいのではないのか。それは国会議員だからどうだという話ではない。それこそ、同じ国会議員として、国民の代表として、対等の立場であるはず他の議員の意志が蔑ろにされ、一議員の意志思惑に左右され従わされなければならない…と言うのでは、本来の意味…主権在民…の意味が失われてしまう。
ちなみに大臣=国会議員であるとは限らないのはこれとは別の話。

オフィスは何の目的で今の形に合理化されたのか

  • 2010/04/27(火) 22:24:58

こんな記事を読んだ。

「オフィスは仕事を邪魔するために最適化されている」
ある一定時間だけでも、「お互い邪魔しないタイム」を設定すると、生産性向上につながるかもしれませんね。


「オフィスは仕事を邪魔するために最適化されている」

正しくは、
「そこで働いている個人にとって最適化されているのではなく、
 管理職が監視・監督するのに都合良く最適化されている」
…だ。
 
秀でた指導者と従順な部下の組み合わせ
であれば
最適化されたオフィスだと言えたのだろう。
しかしながら、さほど管理と部下とがさほど能力差が無く、
部下個人一人一人が能動的・自律的に職務をこなさねば
ならないような職場
であれば、仕事が順調に進むことを
阻害するために最適化されている
といって間違いでない環境となるであろう。

これに納得するかどうかで、その職場が、
自律した個人の集団であるか、指示待ち人間の習合であるか
指標になるだろう。

一人の猟師に対して二匹の忠実な猟犬が両脇に侍る。

そのような価値観を前提にすれば、今のオフィスは
しかと最適化されているのだ…と十分言えるのであろう。





関連して思う。
今の日本の40人学級という教育機関のありかたにも、
同じ事が言えるのではなかろうか。

周囲の人間に気を取られない 人間を無視できる者のみが集中して
学業をのばせる仕組み。

周囲に気を遣い、配慮できる人、または、集中すれば創造的な活動に
才能を発揮できるようなタイプが埋没してしまう制度であると。
これに学習塾漬けの教育環境が加わって、自分一人で集中して
思索にふける時間が淘汰された。

家計に喩えると企業

  • 2010/04/26(月) 22:19:36

よくある国を家計に例えるように、
大企業を家計に喩えて答えたら、

その給与を市場原理に基づいた正当な評価だと幾ら言っても、
家計の収入は減っているのに、幹部のやっていることは、
子どもの小遣いや教育費を切り、食費や医療費をケチってでも
自分の小遣いは担保しているようなもの。リストラとは勘当か
捨て子になろうか。


税金が投入されてないから、それだけで善だとは言えない。


役人の天下り問題&随意契約・ファミリー企業問題だって、
税金がけしからんからただ働きしろという訳にはゆかなくて、
労働に対する正当な対価はどれくらいなのかという話になる
はずである。それは民間においても同じだ。


経営悪化の原因は、一に経営者の経営判断のミスであるはずで、
指示通りに真面目に働いていた社員が、その損失を被らなければ
ならないものであるはずはなかろう。本来ならば。しかし、
幹部社員の給与を温存するために、中堅・末端の社員の首を切って
穴埋めすることで、経営を立て直したと誇っている。そんなもの
はたして企業への功績だと言えるのだろうか?


富裕層の既得権護持が鉄板なまま、景気低迷してゆけば、
国内の富の、2割の富を8割の人間が奪い合うような、
「生存権をかけたイス取りゲーム」が始まる。