求められる「景気対策」

  • 2009/12/10(木) 12:21:31

今、日本経済は鬱病に喩えられるような状態にあると
私は考えている。鬱病に対して「頑張れ」と言うことは、
「死ね」と言っているに等しい。事実、自殺者は減らない。
経済学者が、景気対策、国家戦略と騒いでいるのは、
鬱病患者に頑張れと言っているのに等しいのでは
あるまいか…とすら思っている。


これに加えて、「ビジョンを示せ」「国家戦略が無い」等々と
騒いでいる連中は、いつまで“護送船団方式”を前提にして
いるような発想をし続けているのか…
と思う。

どの業界に税金が投入されるかを待ち構えていて、
必要な事業や救済対象に行き着く前の上流で、
ハイエナのように群がり食い尽くしてしまうような…
そんな連中が、「次は何処だ?!」と騒いでいる

ようにしか、見えない。

天下り団体のような搾取集団が頭上で幅を効かせていては、
将来の日本を支えるような、世界を先導するような技術や
サービスを提供できるような組織や個人までもが、食い物に
されてしまう。現にそうなっている。




心身共にボロボロになった者を、再び甦らせるには、
目先の夢や目標や課題が必要なのではない。
基礎体力を付けること、交感神経・副交感神経が正常に
機能するように平穏な環境を整えること。実効的には
十分に寝ることです。


自らを鼓舞する為に、無理な夢や課題。まずしなければならない
ことを精緻に掲げることは、自分を追い詰めることでしかなく、
十分な休養を取るだけの余裕を失い、体力も思考力も衰える
一方になってしまう。これは経済にしても同じだと思う。



目に見える分かり易い「経済対策」なんかより、
経済の基礎体力とも言えるような雇用環境の改善を
きちんと行ってこそ、真の経済の復調に向かうはずだ。
このようなものは見え難く、分かり易いものではないが。

命を削って過労死に向かうような「景気対策」は、
子どもから小遣いを取り上げて「収入が増えた」

言っているに等しいような「好景気」を、各種エコ減税や
買い換えの促進のような「景気の先食い」
を、無理に続けて
いていることこそが、目先のことは別にして、未来は無い。
将来はますます暗い。…そのように考えている。

続きを読む