中程度撹乱仮説

  • 2009/07/15(水) 18:28:15

過剰な平等主義が悪平等と言われるのは、
社会の不安定さを引き起こしている原因だと
されているのは、不平等がまかり通っているから
というよりも、その僅かな悪をも許さない徹底さが、
かえって優勝劣敗を加速してしまうからだろう。
実際の所は。

中規模攪乱仮説
その観点から、金持ちから高い税率で税金を徴収する
ことは、理に適っているはずだ。

税金を毒と読み替えてみればよく解るだろう。
毒を悪として根絶すると、大型生物(金持ち)しか残らない
単純な社会となってしまう。多様性が失われる。
つまり、絶滅の危険性が高まる。

それを改善しようとするコストが、膨大となる。
海外からの驚異に対してミサイル防衛に頼ったり、
高い保険だとか、膨大な貯蓄に走るように。



しばしば「金持ちへの重税が労働意欲を奪う」と
言われる。

しかし、税金を払うのを嫌がるような連中に
大金を持たせたままであることの害悪を
考える必要があるのではなかろうか。

彼らは、税金を払うくらいならば…と経営上
あえて無駄な出費を行ったり、わざと赤字と
なるように形だけの投資を行う。

ここで思い出されるのが、手塚治虫だ。
彼は、長者番付一位を逃したからと、
税金対策を行った者を叱責したとか。
いろんな意味でありがたい存在だった。
今の時代個人的にはバカだと言われるであろう
エピソードだが。

動機は見栄でしかないのかもしれないが、
見栄を何のトクにもならない無駄だと考えて、
表では 庶民面、貧乏面を振る舞いながら、
裏では 使うアテのないカネを ひたすら貯める
ことだけに生き甲斐を持っているような輩
と比べ、
立派な生き様だと言えるのはどちらだろうか。