組織の体…悪の組織のステロタイプ

  • 2009/07/04(土) 12:57:00

昔のマンガなどの「悪の組織」

「団員を使い捨てる」それ。

しかし、よく考えるとそれは、
今の日本にあって当たり前の姿となっている。
派遣切り問題としても、今の話題だ。


翻って、“今時の悪の組織」とはどんなものかと
マンガなどを見てみると、

悪の側として描かれているそれは、

自らの命を捨ててでも主人を守ろうとする
鉄の意志と信頼関係で結ばれたもの
…と
なっている。正義と悪の組織形態が、なんと
正反対になっているではないか。

この転換ってのは、何時からなのだろう。


仲間を切り捨てる行為…。
バブル崩壊後のやむを得ない事情がそれを当たり前とした
からなのか、
それこそが正義の行いとなっていたが故に
抵抗が無く行えてしまったのか。


平等イデオロギーによって、個人が砂粒のように
バラバラになってしまった中で、脆弱な個人にとっては、
少しでも共闘・団結している存在は、その様は、
無意識的に恐怖の対象となっていたのだろう…と
私は解釈している。
小泉改革の間、政治的に潰された組織は、
おもえばみな、そのような存在としての悪として描かれてもいた
ように思い返される。



しかし、この感覚ももはや古いものとなっている。
サッカーブームの頃からの若者は、純粋に団結を
我が身をも助けるものとして認知しているように
伺える。