道徳の犠牲者

  • 2009/01/09(金) 06:57:01

武士は食わねど高楊枝決め込む人間と、
自分が生きるためには黒を白と言ってでも、
土下座して地面に額擦り付けてでも媚びる人間と、
何対何の割合なんでしょうね。

その割合を見誤れば、さらなる多数の死者を出すことになりましょう。

老人は、自分らを、「生きるために必死だった」と、
プライドを捨てろだとか、屈辱に耐えるべきだとか言い、
それをしないのは、甘えだ…なんだとか宣いますが、

その結果が、昨今明らかになってきている
様々な偽装や談合の温床なんでしょう。

自己保身のためだけの不正義がまかり通ってきたから。
肩書きが身分である封建制度下の価値観で生きることを
是としてきたから。それに従わない者を排除してきたから。


昨今の自殺者数のいくらかの割合で、そのような不正義に抗って、
汚辱にまみれて生きることに価値を見出さなかった者も居るであろうし、
そのような発言が肯定されるかぎり、その割合は増え続けるでしょう。

甘えだ我が儘だとさげずんだって、現実、死んでるんですからね。

社会に異を唱えることなく、現状の社会の側を有るがままに肯定
したままで…。それは、戦争の大儀の前に異を唱えることなく、
特攻機や魚雷に乗り込んだ者と、私にはどこか重なって見える。
社命によりただリストラに従った者達とか。裁判起こすでもなくね。



その結果、
明日の食費すら無い者からも、平然と職を奪う社会になってしまった。

それもこれも、権力者の不正義に唯々諾々と従う連中と、
それに抗う者を甘えた我が儘だとしか考えない奴隷道徳的な
土下座社会によって、必然的に導かれた当然の帰結であろう。

自分たちの生活を今まで通り維持するために、一部の人間から
全てを奪う。それが自己責任と成果主義によって肯定される。
一部の投資家の配当や重役の役員報酬を増やすために、さらなる
犠牲者が求められる。そのような社会で人口が増えるはずがない。