差別問題問題

  • 2008/07/25(金) 12:30:55

アメリカの場合、差別問題が、人種問題として…肌の色として…
とても見え易く分かり易いことは、ある意味で救いである。

日本の場合、その差別意識と差別行動と、それの作る構造が
至極見え難い。問題を問題として表面化し難い。

のみならず、大衆の理解を得難い。



外見上では非差別部落民の見分けは付かないが、頑として差別は残っている。
無自覚に関わってしまったらば、その「イジメ」の巻き添えを食いかねない。
故に他人に対し疑心暗鬼になり関係を深めて行けない。

逆に、その訳の判らないが頑と存在する差別構造の中で、見に覚えもなく
自分も差別の対象になっているかも知れない。差別的扱いをされている
だけであるのに、自分の対人能力・コミュニケーションスキルに何らかの
落ち度や未熟さがあるのかも知れないと、思い悩まなければならない。
解決のしようの無い問題に絡め取られ、身動きが取れなくなってしまう。

しかし、客観的に指摘することの出来ない複雑な構造問題によって、
すべては「自己責任」という決まり文句で封殺されてしまい、決して
救われることはない。

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アタリマエの程度

  • 2008/07/23(水) 12:32:27

老人は「自分が若かった頃は…と、
昨今の若者がその窮状を嘆く言葉を、
冷徹に却下する。

そこで思う。
我々は、あの過ちを再び繰り返さないように
と、頑張ってきたのではないのか?! …と。

その老人の「常識」を前提にすると、
この社会はどうせ同じ過ちを繰り返すのだ。
だから、そうなっても困らないように、
若者を教育すべきだ。
…そう言っているに等しい。
それも一理あるだろう。そう教えられ育てられて
きた者は、一人そんな窮状でも乗り切れるのだろう。
しかし…だ。

本当にそれで良いのか?!

さも当然そうに若者の嘆きを封殺する先生方に
そう問い返したい。


半世紀前の状況に比して、今、窮状を嘆いている若者など
“ぜんぜん甘ちゃん”だと言えるのかも知れない。
しかし、この状況を窮状だと考えるその思考は、同じく
半世紀前に必ず実現しようと、理想に掲げた状況を、
素直に信じ、それを前提にしている
からこそ、相対的に
現状が窮状にあると判断して(思って)いるのだろう。

この観点からも同じく、
若者の“甘ちゃん”を非難し続けることは、その前提を、
常識を、理想を、捨て去る事に等しい。そんなものは
幻想なのだと、幼稚な夢だと、社会の建前に過ぎなかった
のだと。
結果的にそういうことになってしまう。

現にそうなのだろう。だから、現状を嘆いているのは、
もはや若者とは言えない世代だけだろう。つまり、
一億総中流の「常識」の中で物心付き育ってきた世代。
今、正に若者と言える世代は、しっかり理解している。

平和で平等な社会を前提に考えるような奴は馬鹿だと。


社会や政府を信頼も期待もすることなく、目の前の上司の
顔色を窺うことに心血を注いでいる。

サービス残業も不満を口にしない。使い捨て労働も笑って
引き受ける。一言不満を口にすれば、日雇いは首を切られ、
正社員は出世の道が断たれるからか。自らも率先して
体制を擁護する。現状に不満を漏らす者を、老人と同じ
口調で非難する。自らの代弁者であるにも関わらず。

どうせ潰すにしても、「生贄」は上手に活かせば良いと
思うのに、無駄に潰して口封じして放逐してしまう。
もったいない。非難の矛先をそいつに集めつつ、その
言葉を吐き続けて戴くことで、自らには害も無く、
現状が改善される可能性が開けるかもしれない。
これも一つのメシア願望。「マスコミ」が「誰か」を
「祭り上げる」のも、また同じ願望が作り上げる現象。

詭弁改革と格差拡大

  • 2008/07/22(火) 12:18:26

格差が政治の結果ではなく、技術革新の結果もたらされたもの
であるのならば、減税などしなくとも、技術の恩恵で急成長を
続けているだろう。

しかし、最先端を自称する「大企業」「先端企業」は、
どこも政治的恩恵である減税によって、かろうじて
留まっている程度にすぎない。

その同じ口で、彼らはしきりに大企業・資産家の減税を止めれば、
大企業は打撃を受けると、資本が逃げ株価が暴落する。困るのは
国民だ言う。

その脅迫まがいの言説は、明らかに矛盾している。



そして、苦しむ中小の現状に、技術革新に乗り遅れている
からだと言い続ける。ならば、政府のこれまでの取り組みは、
なんなのか。技術支援が全く浸透していないってことなのか。
部分的に盛り返しているなんて話を聞くことはない。

おそらくそれは、広告を撃って、周知している…という
パフォーマンスに終始しているばかりで、堅実で着実な、
個別支援などが無く、支援団体にばらまいて、ほとんどが
ピンハネに消える…天下り構造と変わらない「政治」を
しているからだろう。

なおかつ
技術革新なんてしない方が都合の良い者も居るのだろう。

現状が変化しなければ、使い回しのパンフレットによって
いつまでも政府癒着の広告業界は、不労収入を得られるわけだ。
役人の監修料方式と同じ。そして、政治家は公費でCMを撃ち
大々的に国民に顔を売れる。これは共謀関係だ。