失って辛いもの

  • 2007/12/21(金) 19:55:26

「あって当たり前になっているものを失うこと」の方が、
「大切に大切に思っているものを失うこと」よりも
ずっと辛い。


強く「大切だ」と考えていることというのは、
日々「大切だ」と念じていることは、
それを失うかも知れない…と、思っていることの裏返しである。
その心配や不安を抱いているということは、失ったらどうしよう
と、心の準備をしているのに似た側面をも担っている。


仮に、それを失ったとき。それはある意味での覚悟となり、
大切なものを失った心を支える糧ともなっているのだから、
どんなに辛くともそれによって守られている。


しかし、何の心の準備もなく、失った大切なものの喪失感は、
その比ではない。無防備な心を大きく引き裂いてしまう。

それが、どんなに辛いことだろう。