ドーダの近代史…半分支持

  • 2007/07/24(火) 17:38:55

ドーダの近代史
ドーダの近代史
posted with amazlet on 07.11.07
鹿島 茂
朝日新聞社 (2007/06/07)
売り上げランキング: 22098

こう言った観点がもう少し早く…少なくとも5年早く…提示
されていたならば、プチ右翼と呼ばれたような若者が、
あのように無邪気に放蕩に扇動されることはなかっただろうに…





ちなみに、
世間が「陰ドーダ合戦」している環境は、
“実利家”達にとっては都合がよいからだ。
大衆が清貧な「企業戦士」となっていれば、
その裏で、塗れ手に粟だ。

「ゆとり」だと言って、受験否定を煽っていれば、
競争率が低くなったそこで、我が子を比較的楽に
高学歴へと導くことが可能となる。

そこでは、愚民化政策とも言いうる環境が生じる。





ここで言い尽くされていないと感じる部分を
「西郷ドーダ」に絡めて補足すると…。


西郷ドーダ。それが、それのみで危険なのではなくして、
西郷ドーダを実践する者が、ではなく、西郷ドーダを推奨する
ことによって実利を得る口先だけの推奨者たる実利家が存在する
であろうこと。

つまり、それを“正しい”と信じる者等によってのみ、その価値観が
広まる訳ではないということ。ここを見逃してはなるまい。

だが、それを意図して行っているような者が、そのような存在である
ということを自称するようなことは、決してない。



そして、そのような存在が、経済的勝ち組として左団扇に存在して
いるということが暴かれたとき、その西郷ドーダが崩壊し暴走する。

そこでの搾取が大きければ大きいほど、その価値観は混乱する。

水戸的内ドーダと西郷ドーダとが結びつくのは、そのような時だろう。



「ドーダの近代史」では、それらが如何にして結びつくのかを、
その構造をしっかりと説明していない。が、その一つはそういう事
だろう。


そして、それらが同時に示された世を、幼ながらに見、
それらを“チャンポン”になったものを「手本」として
若者の中でドーダ合戦が加熱してゆくことになる。

続きを読む