ぴたテンその後

  • 2007/07/13(金) 12:14:00

美紗…
その行為はすべて損害をあたえるばかりであり、
なんら有益な成果をもたらさない。

OPに歌われているガサツで片付けられない女っぷりは、
あの時点での子ども達にとって、正に日夲の女性像
“そのもの”であったろう。





物語では「美紗」の存在は、一時的に否定され消されてしまう。
彼女が体現していた「ゆとり教育」が掲げていた本来の価値観、
心の豊かさや他人を慈しむ態度と共に…。


その後の情勢は、同じように、
他人を蹴落とし独り受験戦争に打ち込み、出世レースを
邁進するだけの連中を、「勝ち組」として…、
平成不況を音便に乗り越えれることのできた「真の勝ち組」
として、「勝ち組/負け組」の流行語と共に、肯定され、
認定されていった。

このアニメでも
小学生が机に囓りつき「勉強」する姿が描かれていたが、
その価値観を援護するかのように、国際的にテストの点数が
少し落ちただとかそんな程度のことで、「ゆとり」なるものは
否定され、詰め込み教育が再び求められ、世間で実戦されていった。


物語の中では、
「美紗」なる存在は、直にみんなの記憶の中に思い出され、
再肯定されることで終幕していた。

あれからそろそろ世代が半周りするこれから…、
その「分岐点」が目の前に迫っている。

さて、日本の社会は、彼女の体現していた「価値」を、
再び“思い出す”のであろうか…?