ぴたテン通観

  • 2007/07/11(水) 21:42:35

アニメ化2002か…
…あの時代を良く表しているアニメになっている。


あの時代、「ゆとり教育」の反動から再び
ツメコミが再燃している中での小学生の視点
から見た現代が良く表されているから。

ここで出てくる天使と悪魔とは、
悪く言えば「ゆとり」の犠牲者であって、
ゆとり教育の中で“のびのびと”育ってきた
世代の両端を表していると言える。



旧世紀…そこでの価値観と言えば、
バブル後の不景気から目を逸らす意味もあろう…
バカでも楽観的でポジティブで、ネガティブな事は
一切言わないようなキャラクターを、
世の閉塞感を打破する救世主として、ともかく
「活動的な」者を、「正義」であるとしていた。
正にここで天使に配置されている美紗なるキャラに
担わされているものに合致する。

対して悪魔を担わされている紫亜なるキャラの方は、
どんな行動規範を秘めていても、ともかく活発ではない
という一点において「悪である」とみなしていた
当時の時代の空気…規範を象徴している。

家事が得意な存在としての悪魔とは、
会社が危急存亡に陥っている時に、家庭を優先する
不届き者だとか、学業に全勢力を投入できずに、
「役に立たない(金にならない)」ことばかりしている
者として、正に当時の「悪」そのものだとも言える。
この作品は、それらをシニカルに描くことによって、
その旧世紀の価値観の転換を試みている。

…とも言える。



また、
「おちこぼれ天使」である彼女の不器用な奮闘と、
純粋な精一杯さが次々と空回りするその徒労さと、
その痛々しさは、「ゆとり」の犠牲者たちの、
時代に翻弄されならがも健気に立ち向かう姿とも
なっている。

同じく、
「悪魔」が悪魔として振る舞うことができずに、
それ故に「消えざるを得ない」という運命(設定)は、
利己的に他者を追い落とす事の出来ない内向的な人間が、
役に立たない人間として、必要の無い人間として、
「悪魔」として、社会から阻害され、圧殺されていた
当時の…今も続く価値観を、的確に描いている。





そのラストに提示された物語は、
欺瞞だらけでもともかく立前としてはあった当時の
立前の側の価値観を忘れ去ろうと…、急速に消し去られ
ようとしていたこの時代(2001-2006)に対して、どこか…
警告を発しているようでもある。

自民党の根本的な「公務員」意識

  • 2007/07/11(水) 20:04:16

自民党バラエティー担当の大村や河野…
年金問題の中で彼らの言っていることを突き詰めると、

「“公務員(官僚)は、今後とも、何やっても許される”
 …そんな公務員天国を決して変えるつもりはない。」

そう言っているに等しい。


年金問題でことある毎に脈略無く叫ばれる言葉…

「民主党は組合からのの指示があるから」
「公務員の身分を保障したいのだろう」

…等と言って勝ち誇っているが、それだって裏を返せば、

「公務員の肩書きがあれば、国民に損害を与えても、
 悪事を働いても、守られるのは当然だ。」

…と言っているのと同じである。



しかし、そのような状況はすでに憲法違反であろう。

国民投票法案などより先に、憲法十七条を立法化しろ!と言いたい。

日本国憲法
第一五条
公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
(2)すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
(3)公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
(4)すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。
第一六条
何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。
第一七条
何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めることができる。



私に言わせれば、
“公務員であるからこそ”、民間よりも“厳しく罰せられる”ように
法律を整備すれば良いだけだ。厳格に。

それこそ「公人」である公務員の本来の姿であろうはずなのに…。


本来、私益を追求する存在であるはずの“私人”の方が、
公の奉仕人たる“公人”よりも、公的責任を重く課せられている
なんて、逆さまだ。それこそ逆立ちの議論だ。


大村や河野や片山や中川…自民党の言うように、
「公務員であること」が「守られていること」であるならば、
首相の言うように、「親方日の丸」こそが悪ならば、
究極的には、
「国民は、公務員が全て公職を外され、公務員がゼロ
 になるまで、行政を信じられるようにはならない」
という事をも秘めている。
…なんてマルクス主義者なんだ…(本来の意味で)!!  …注1






-=-=-=-=-=-=- 注1>
マルクスは国家を否定した。
ただ、ブルジョワ権力構造を破壊し、真に平等な世界を
もたらすための“一時的道具”としての国家権力を使おう
と主張したに過ぎないのだとか。
いわゆる「マルクス主義者」とは根本的に立場が異なる。