社会のモラルの守護者とは…

  • 2007/06/16(土) 12:19:07

我が儘で自分勝手な者ほど、他人の身勝手が許せないものだ。

「子どもを叱るき大人」が居なくなったということは、
モラルが低下したのではなく、むしろその逆で、何に対しても
「物分かりの良い人間」が増えたということだろう。
何に対しても



モラル低下論者の言うように、その原因が本当に
“若者が我が儘になっている”ことにあるのならば、
何も未来を憂えることはない。

それら若者が大人になったならば、
他人(ガキ)の身勝手が許せない狭量な人間として、
脊髄反射的に目に止まる人間誰彼判別せずに、
叱り飛ばすようになるだろう。

我が儘放題に育った(?)松岡修造が今、
教育を熱く叫んでいるようなのもその一つだろう。

例えその実体が、感情のままに怒りを表出しているだけ
であったとしても、「そのような人間が存在する」という
事実だけで、身を律しようと考える…実体はとばっちりを
食いたくないという利己的な理由であれ…人間が増える
ことになるだろう。



しかし、真の原因が、大多数の人間が「物分かりが良くなった」から
であったならば、問題は深刻だ。

“どんな現状”も、“あるがままに”受け入れてしまうからだ。
どんなに上から道徳を解いても、「現実」に靡いてしまうだろう。
「やむをえない」「実体に即した」「リアルな対応」という美辞麗句が、
“あるべき行動”を放棄する言い訳となるからだ。

済し崩しにどこまでも留まらず、転げ落ちていってしまうだろう。